"屋根完結編!" 3301×7R②週刊‼️鉄コレ阪急3300系原形を作ろうvol.②
皆さま、こんばんは✨
梅雨が明け🌧️、夏になり☀️、
また梅雨前線がきて2回目の梅雨が到来🌧️
そんなダブル梅雨も終わり、向こう1ヶ月は晴れそう!!
ということは、ドライブ日和🚗
最近MT車にどハマり中ですが、純正のヘリカルLSDの恩恵を受けているくせに、微アンダーがなぁ、、と、、、
ん?!
ちがう!!模型加工日和です!!!笑
さて、ボケるのはやめて、
前回に続き3300系原形シリーズです!
今回は3301×7Rの屋根の記事になります。
非冷房車の1番の見所ではないでしょうか?
依頼者様にて加工された屋根👇
3号車は未使用のモノを持ち込まれ、7連にして欲しいとのご要望でした。
パンタ屋根です👇
「パンタ車は外れやすいんだよ」と仰られていましたが、、、
分解すると、パンタ部分のみ切り継ぎされ、ランボードを追加し更に長さが足りない部分は延長され、、、
物凄い手が込んでるやないですか!!笑
「別記事の3324Fと統一して欲しいので、弄ってOK」
「屋根全般は、パンタ位置や配管も同じにして欲しい」
とのことで、、、
恐れ多いですが、利用しつつ弄らせて頂きます。
まずは、モニタ屋根のパンタ部位👇
モニタ屋根は、依頼者様持ち込みのエコノミーキットより調達いたしました。
黒瞬間接着剤にて接着👇
モニタ屋根パンタ部位周りは、パンタ位置関係によりビートが無いので表面側も埋めます。
※黒瞬間接着剤は、パテ変わりにもなるのでパテ埋めとして簡易的に使用しています。
次は、中間モニタ屋根ですがまずコチラを👇
※レイルロードより。
◼️の部分が、手前と奥の両サイド2箇所にしかありませんので、
切り継ぎ後、真ん中側になってしまう場所を削除👇
えっと、依頼者様は確か、
「屋根は持ち込んだものと同じでいい」と仰られていたような…笑笑
逸脱しない範囲で、極力実車に似せる為の修正をかけます!!笑
足りない部分は、ノコで切り落とします👇
中間モニタ屋根も切り出し完了👇
接着面同士は👇
ヤスリ1000番辺りで整えて平らにしておきます。
切り継ぎをします👇
中間モニタ屋根は、パンタ付きモニタ屋根と違い、ビート部分を境目に切り継ぎをするので、
表面側に瞬間接着剤を盛ると、ビートのモールドが消えてしまいます。
なので表面には極力、はみ出ないように接着しています。
※強度の関係で裏面には少し盛り上がる程度に接着しております。
ちなみに👇
依頼者様の加工にて、
モニタ屋根をゴム接着剤にて接着されていたので、
そのまま剥がすと接着剤が残ってしまいます。
これでは、再度つけたときに盛り上がって大きな隙間ができあがります。
なので、溶剤で処理をし、綺麗な面にしておきます。
最後に、パンタ無先頭モニタ屋根です👇
こちらは、依頼者様の持ち込みの状態です。
このままでも問題ないかなとは思ったのですが、
統一感を出す為に、念のためモニタ屋根を処理します。
剥がします👇
こちらもゴム接着剤で、問題なく処理できます。
メイン屋根側も溶剤にて処理👇
剥がした状態のモニタ屋根です👇
こちらも再利用するので溶剤で綺麗に整えます👇
モニタ屋根接着剤👇
ただ、アンテナ部分は👇
依頼者様より、
「位置が違うかもしれないので所定の位置に」
とのことでしたので、、、
一旦、埋めます👇
1.0mmなので瞬間接着剤をパテ代わりにし、埋めます。
※黒い瞬間接着剤は、通常と違い白くなりにくいのでオススメ!!
とりあえず大まかに完成👇
これより、地獄の処理大会です。笑
まず、この部分からヤスリがけをします👇
ヤスリにて処理しました👇
400.800.1000.1200.1500にてのヤスリ処理です。
モニタ屋根のパンタ有り部分も処理👇
こちらも、400~1500と上に同じです。
四角の削除の際にちょっとナイフを入れすぎて、
窪んでしまった部分は😰、、、
瞬間接着剤にてパテ盛りをします👇
※ミスのリカバリー能力が試されますね、、、(笑)
そしてヤスリにて処理👇
400~1500でひたすら繰り返しです。笑
これで、バレません。
って違うか笑笑
何とか終わりました👇
最後に、1000.1200.1500で全体を整えます👇
お次は、母体の屋根の処理です。
鉄コレ屋根にモールド残りがあるので👇
これも、デザインナイフ+ヤスリにて処理。
これをすることで、モニタ屋根がより隙間無く綺麗についてくれることでしょう。
位置合わせをし、問題がなければ、、
取り付けます👇
実車に忠実に👇
少し妻面側の隙間をあけております。
Tc側も同じように👇
中間車も同じように👇
少し瞬間接着剤がはみ出してしまいましたが👇
塗装前に、全ての車両にヤスリがけをするので、許容範囲とします。
※ただし、やり過ぎるとモールドが消えるので注意です。
モニタ屋根取り付け完了👇
最終のヤスリがけ完了👇
これで、先程のはみ出し部分も綺麗になりました。
今回は、800~1500までかけています。
コレで屋根は完成!!!
と言わないのが、私のおかしいところ。笑笑🙄
依頼品であっても、ギリギリまで実車に似せます。笑
これ以上どこをやるのか?
そう、アンテナ、、、
の台!!!笑
コチラです👇
※レイルロードより。
アンテナの下に、四角い台座がありますよね。
そう、これを再現します。笑
ちなみに、依頼者様よりはここまでやって欲しいとは…
頼まれておりません!!!笑
「大まかに持ち込みした屋根と同じで、3324も似せて統一感出して欲しい」
👆この言葉はどこにやら。笑
いい意味でのサプライズということで、
依頼者様もこの記事を見るまで、、、
まさか、ここまでやってるとは知らないはず。。。
まずはコチラ👇
台座として、0.13mmのプラ板を。
先駆者がほぼいないので、多分、これくらいだろう…という感覚です。
7.0mm正方形に切り出します👇
って、軽くいってますが、、、
綺麗な正方形に切り出すの、めっちゃ難しいです。笑
このために、
急遽ダイソーのペーパーカッターを補助として使いながら(楽を優先して笑)、、、
正方形に切り出しました。笑
めっちゃエラーを出したのは内緒にしておきます🤫
ペーパーカッターで7mmに切り出します👇
※ダイソーのペーパーカッターですが、300円商品でも600円商品でもどちらでも、0.13mmは余裕で切れました。
求めていた綺麗な四角が完成👇
とはいっても、まだまだぴったりではないかもしれませんが…
黒い瞬間接着剤にて取り付け👇
取り付け後👇
【原形3300系アンテナの場所について】
3301、3302は、1次の所定の位置に。
3350番台は、3400と同じで位置ですが、取付時に手作業でつけている為、若干位置か違うモノがある。
と、3300系マニアから教えて頂きました。笑笑
※レイルロードにて参照。
ということで、3351と3352は👇
実車に忠実に、少しだけ前よりに設定しています。
最後に、ランボードです👇
2つをくっつけるだけでは、少し長いので、
ビート前後で互いをカットし接着します。
※ランボードは、依頼者様仕様と同じくエコノミーキットより使用。
接着面、サイドはヤスリがけ👇
1000番のみで処理しました。
治具(定規)で整えます👇
1本完成です👇
つなぎ目が目立たないか心配、、、
量産します👇
接着面積が狭いので、裏側に見えない部分に接着剤を多めに盛り、強度をあげておきます。
屋根に取り付け👇
少し多めに瞬間接着剤をつけたので、
はみ出している箇所がありますが、、、
また地獄のヤスリがけで問題なく処理します。
現物あわせ👇
問題なさそうです。
この後、必死に処理しました。笑
塗装前に、アンテナ穴も開けておきます👇
対角線を引いて中心を取ります👇
ピンバイスにて穴開け👇
塗装前処理完成です👇
塗装します👇
屋根色にて塗装後、艶消しクリアにて塗装し、マットな質感を出します。
次は、屋根上小物を完成させていきます!
まずは、パンタグラフ👇
依頼者様より、持ち込みのものとなります。
プライマー処理後、塗装します👇
この時の臭いがホントに臭い…笑笑
お次は、ヒューズボックス👇
※レイルロード表紙。
原形の時代は、少し形が異なります。
何ということでしょう!笑👇
(また勝手に笑)3Dプリント製を使用します。
こちらは、床下と同じ色にて塗装します。
避雷機👇
避雷器は、エコノミーのモノを使用します。
※形が同じ為。
アンテナは、5300系のものを使用👇
3301Fも3324Fも統一します。
小物を塗装します👇
塗装後、艶消しクリアにて塗装します。
アンテナを取り付けます👇
ヒューズボックスも取り付けます👇
避雷器を取り付けます👇
屋根上小物は、全てゴム接着剤にて取り付けました。
これにて完成。
先頭車の屋根です👇
前述の瞬間接着剤ではみ出た部分も、綺麗になっててよかった…笑
ランボード👇
ニコイチにして切り継ぎをしていますが、
切り継ぎ場所が分かりにくくなってますね!!
アンテナ👇
ちゃんと2パターン綺麗に作り分けれました。
※手作業にてアンテナを取り付けた為、アンテナ位置が3400番台とも異なる。
この作り分けは、はっきり言って変態です。笑笑
完成です👇
完全に雰囲気が非冷房の屋根になってますね!
これ、元々は5300系の屋根ですからね!笑
もはや、3300系原形にしか見えません!(笑)
光の具合で明るく見えますが、5100Fと同様の色味となります。
残すはボディ!!
引き続きがんばります!!
次に続く。
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